日頃より組合運営並びに紺合事業に、
ご理解ご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。

新型コロナウィルスの感染が、いまだに収束が見えない状況が続いていることから、2021年度の通常総会は昨年に続き書面議決により執り行いました。全組合員の賛成により全ての議案が承認されました。すでに今年度の事業は計画に添って進めています。さて、2020年度の鉄骨需要量は412万トンとなり、リーマンショック時に次ぐ低水準となりました。コロナによる景気減退によって建築投資が減少し2021年度も厳しい需要環境が続くものと予想されます。仕事量の減少に加えて、鋼材価格の値上がりの影響を受けて企業経営が一層厳しくなることが懸念されます。
また、現在ワクチン接種が急ピッチで進めていることから、これからは少しづつ社会活動や経済活動が元に戻って、一日も早い景気回復がなされることが期待されます。今はアフターコロナを見据えて、業務の効率化や働き方改革を一層進めていくことが、ますます重要になってきます。昨年度は技能検定が全て中止となったこともあって、これに関連した組合事業も中止となりました。組合員の経営安定・技術向上そして人材育成に向けて、今年度は感染防止対策を行った上で講習会等の事業を前向きに実施してまいります。又、溶接ヒュームに関する法改正などの対応や様々な情報の提供など、的確．迅速に行ってまいります。これからも皆様のご協力•お力添えをいただきますよう宜しくお願い致します。